国立科学博物館

今日は、上野にある国立科学博物館に行ってきました。
ハルが「夢・化学‐21」わくわく理科・実験教室*1に参加するためです。どうやら、テルがネットで見つけて申し込んでいたのが当たったらしい*2

出発

9時30分過ぎに家を出て10時30分過ぎに上野駅に到着。案内図で場所を確認してから国立科学博物館に向かいました。実は、国立科学博物館に来るのは初めてでした。博物館入り口に向かって歩いていると、なが〜い行列を目に入りました。特別展である「恐竜博2011」*3に入場する人たちの行列です。とんでもない長さでした。「110」という数字が書かれた紙を持ったスタッフがいたので、おそらく、110分待ちだったのでしょう。ディズニーランドのアトラクション待ちのようです。我々は、常設展なので、その行列を横目にいざ入口へ。

入場

実験教室は 13:30 からなので、それまでは展示物を見ることにしました。日本館と地球館があるのですが、迷わず地球館に行くことにしました。最近ハルが興味を示している星に関する展示物があるからです。


宇宙・物質・法則

まず、星や宇宙の展示物がある地下3階へ go 。ここは、大人でも十分に楽しめる場所です。単位 (メートル (m)、秒 (s)、キログラム (kg)、ケルビン絶対温度)(K)、カンデラ(光度)(cd)、モル(物質量)(mol))の定義やそれを決める器械の歴史、そして、その単位量を体感できる仕掛けがあったりして楽しい場所です。
隣の区画に移動すると、宇宙に関する場所です。星の大きさの説明や、宇宙の大きさ、星座、星に関する展示物多数、そして、月の石、隕石が展示してあり、一番気に入った場所です。


地球環境の変動と生物の進化−誕生と絶滅の不思議

続いて地下2階に行きました。ここは、古代生物から人類に至るまでの進化について展示されている場所です。一番驚いたのは、フローレス*4 なる成人でも1mあまりの旧人類がいたらしいということです。少なくとも僕らが学校で習った時には出てきていなかったと思います。
地下2階には、人類だけではなく、それ以前の生物も展示されています。下の写真は、恐竜の一種(かな?名称は忘れました)とマンモスの骨格の展示物です。


地球環境の変動と生物の進化−恐竜の謎を探る

地下1階にきました。ここは恐竜に関する展示物がある場所です。一度は聞いたことがある、トリケラトプスや、もっと大きな恐竜、小さな恐竜の骨格が展示されています。恐竜には2足歩行のものが多く、また、つま先で歩くような歩き方をしている、という説明がありました。


実験教室

いよいよ実験教室の時間になりました。テーマは「浮き沈みをする不思議な物体」です。それを自分で作ってみよう、という実験です。いわゆる「浮沈子」と呼ばれるものです。この実験には、小1から小4までの子供が対象者なので、必然的にアヤ(年長)は抽選の対象から外れてしまいました。
先生が説明した後に、自分で作ることに。材料は、針金(銅線)、プチプチ(エアーキャップ)、ペットボトルです。その他に必要なものは、はさみ、千枚通し、台紙(10cm 四方ぐらいのダンボール)、ビニールコップです。
まず、プチプチの一つをはさみで切り取り、千枚通しで端っこに穴をあけ、針金をつけます。次に、プチプチ+針金を、水を入れたビニールコップに入れてみて、浮くか浮かないかくらいになるように、針金の長さを調節(はさみで切っていく)。針金をちょうど良い長さにできたところで、ペットボトルに水をいれ、プチプチ+針金をいれ、ペットボトルのふたをします。これで完成。ペットボトルをギュッと握ってみると、プチプチ+針金が沈み、話すと浮きます。

フーコーの振り子

実験が終わった後は、少し遅めのお昼。お昼を食べた後は、残りのフロアの探検ですが、
ここで、日本館にあるフーコーの振り子の写真を撮っておきます。フーコーの振り子は、地球の自転を証明するものですが、その昔習った気がします。ここに常設されているのは、長さが約 20m 位あるものだった気がしますが、実はもっと短くても、フーコーの振り子を作ることができるそうです。フーコー自信も最初の実験は約 2m の長さで行ったとあります *5

その後、残りのフロアをサクサクっと見て回りました。
2階と3階は、家からも比較的近い、多摩六都科学館の内容と似ているものでした。

閉館時間の午後5時まで堪能した1日でした。