貯水量情報6

7/27 の週も雨が降り続けました。梅雨に関することはこの後述べることとして、まずは、今回の貯水量情報です。
7/31(金) 現在の貯水量情報です。
東京都水道局ホームページより抜粋。
www.waterworks.metro.tokyo.jp

観測日時 水系名称 貯水容量(万m³) 貯水量(万m³) 貯水率(%) 前年同日貯水量(万m³) 前年同日貯水率(%) 前々年同日貯水量(万m³) 前々年同日貯水率(%) 前日増減(万m³)
2020/7/31 0:00 利根川水系 55,163(36,849) 36,597.8 99.3 34,096.4 99.3 23,805.7 69.3 -112.1
2020/7/31 0:00 荒川水系 14,420(6,560~8,160) 7,417.3 100.8 7,206.0 97.9 -99.2
2020/7/31 7:00 多摩川水系 21,975(21,798) 20,045.5 92.0 19,223.5 88.2 19,321.8 88.6 -180.7

利根川荒川水系の貯水容量は、非洪水期(10~6月)の数値です。なお、( )内は洪水期(7~9月)の数値です。
多摩川水系の貯水容量は、非出水期(11~5月)の数値です。なお、( )内は出水期(6~10月)の数値です。


さて、梅雨が明けないまま8月に突入しました。そして、ようやく関東地方の梅雨明けが発表されました。

きょう(8月1日)、気象庁は「東海地方と関東甲信地方が梅雨明けしたとみられる」と発表しました。

東海地方、関東甲信地方ともに平年(7月21日ごろ)より11日遅く、 昨年(7月24日ごろ)より8日遅い梅雨明けです。なお、梅雨明けの時期が特定しなかった年を除いて、統計開始以来、東海地方は3番目に遅く、関東甲信地方は2007年と同じ3番目に遅い日付でした。

https://tenki.jp/forecaster/deskpart/2020/08/01/9179.html


2年前の貯水量データと比較すると、利根川水系では 30 ポイントも差があります。2 年前、関東地方では 6 月梅雨が明けました。

きょう29日、気象庁関東甲信地方が梅雨明けしたとみられると発表しました。平年(7月21日ごろ)より22日早く、昨年(7月6日ごろ)より7日早い梅雨明けです。関東甲信地方が6月に梅雨明けするのは初めてのことです。(これまで関東甲信地方で最も早く梅雨が明けたのは2001年の7月1日でした。)

梅雨の期間(梅雨入りした6月6日から梅雨明け前日の6月28日まで)の日数は23日と、1978年(6月11日から7月4日まで)に並んで1番の短さです。

https://tenki.jp/forecaster/deskpart/2018/06/29/1103.html


そのため、7 月は雨が降らず利根川水系の貯水量も心配されていました。
雨が多く降りすぎても、少なすぎても困るものです。